引越し作業開始後に何が一番大変だったかと言えば、母の認知症状が予想しない形で現れたことです。
実家を処分する寂しさや、親戚やお世話になった介護事業者さん達との別れなどは、私にとっても思った以上につらかったです。
一連の作業を勢いで行ったので、それが功を奏した面も沢山ありました。
しかし、順調に進む作業に寂しい気持ちが追いついていかない感じもありました。
子供の頃から慣れ親しんだ物の処分など、仕方がないと分かっていてもつらいものがありました。
引越し当日、車窓から振り返って見た実家の姿は忘れません。
涙が止まらない私に対して、両親は案外さっぱりしていたのが印象的でした。
実家の処分は不動産業を営む友人が細部にわたり面倒を見てくれたお陰で、ご近所にも迷惑を掛けず「飛ぶ鳥跡を濁さず」で旅立つ事が出来ました。
多くの不動産会社は高齢者には賃貸マンションを貸してくれません。
電話で「高齢者」と話しただけで拒否される場合が多かったです。
何件か探して行く内に、某大手不動産会社は条件こそありましたが対応して下さいました。
条件としては、長男の兄が契約者になること、保証人は保証会社をつけること、近隣に子供が居住していることでした。
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